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LIFELIFELIFE [舞台]

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生「大竹しのぶ」が観たくてチケット取った舞台。
若者の熱い舞台とはまた違う、大人のコメディでした!
建前と本音、表と裏の顔、思いのずれ・・・そんなものが次から次へとセリフに紡ぎ出されて、クスリと笑える。2組の夫婦の会話の状況が3回繰り返されるけど、その状況もほんの少しずれていてさらに可笑しな箇所が増えていく・・・なんとなく3回目が一番丸く治まったように見えるけど、よくよく考えると治まっていないような気もする。結局丸く治まることなんてないんだよと言われているみたいに。
よく漫画で心の中と声に出しているセリフがうっかり逆だった!というのがあるけれど、そんな感じで本音がどんどん吐き出されていって、観ているこちらが「ええ!!いいの!?」とハラハラしどうしに。
大竹しのぶは「わあ。大竹しのぶだー」でした!話し方も、きぃっ!となる演技も、いいセリフを語っている演技も。本人の個性を出しつつ、強弱のついた、笑わせる時も含めて計算されているだろう無駄のない演技。
ベテランの舞台、楽しませていただきました!

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Being at home with Claude ー クロードと一緒に ー [舞台]

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赤レンガ倉庫でやるんだ~というのに惹かれて取ったチケット。
殺人やら刑事やらとあるのでミステリーかと思っていたら、思いっきり恋愛がテーマでした。しかもめちゃ重い!!
まあテーマとしては読んだことありそうなの(ごめんなさい)だと思うのですが、前半の主人公と刑事のやり取り、後半の主人公の独白。どれもこれもぴんと張り詰めた空気の中での熱演で圧倒されました。気を緩められるところがない!しんどい!けど惹きつけられる!
観たのは Blanc だったけど、Cyan も観て比べたかった・・・きっと全然違う舞台になっていたんだろうな。パンフレットに付いてきたDVDを観ていたら練習の雰囲気も役者さんたちの解釈も全然違うもののようだったから。
ところでラストはぷつりとあっけなく終わって、しかもカーテンコールもなかったのですが、こんなものなのでしょうか?なんか拍手を思い切りし損なった感があって残念。「感動した!」をもっと伝えたかったのに!
ただ、自分の中で回収できなかった点がいくつか。何故記者まで呼んで大事にしたのか?何故わざわざ判事の執務室を選んで刑事をそこに呼んだのか?わかっている人にはわかっているのかな。

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PSYCHO-PASS VV [舞台]

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初2.5次元舞台!! はじめ声が横から聞こえてくるような感じで(スピーカーが横にあるのかな?)違和感があったけどすぐに慣れた。
光や映像を駆使していて演出も凝っていて面白いし、ストーリーもオリジナルだけどアニメの世界観をちゃんと踏まえていてサイコパスらしいなあーという内容。最後が「えっ?ここで終わるのかー!」という終わり方だったけど、それもよしなのでしょう。
席が遠かったのが残念・・・やっぱり舞台はもっと間近で迫力を味わいたい~
ライヴビューイングを応募しなかったことが悔やまれる・・・

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Mr.Prisoner VOICARION [舞台]

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今回は動き回らず読むだけの朗読劇だったのですが、声と音楽(生演奏)で情景がうわっと目の前に浮かんでくる!その演技に圧倒されまくりました!泣いた!
さすがベテラン声優&俳優と言えばそれまでだけど、力の大きさをまざまざ感じさせられました。声で演じるってこんなにすごいんだ・・・と。
ただ、地文がほぼない内容(セリフでできている脚本)なので、私が聞いてみたいと思っている「朗読」とは若干違うけど。ドラマCDを生で聞いている感じ?それはそれでひとつの形なのでしょう。またぜひ観たいです。


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ハムレット [舞台]

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またまた2年ぶりです。
PC不安定&相変わらず本が読めません。
でも今年こそは頑張ろうかと・・・まあ頑張ることではないのですが、今年は新年早々なんとなく舞台観に行きたいなモードになって、気になるものを片端から抽選予約してははずれてます。

朗読劇が気になる今日このごろ。目に入ったのでなんとなくチケット取ってみました。実はなんか聞いたことのある最近の若手声優さんだなーということしかわからない。
よくよく考えるとハムレットって「生きるべきか死ぬべきか。それが問題だ」と「尼寺へ行け!」くらいしか知らない・・・あらすじ全然知らない・・・劇を見ていてなんかやけに話が飛ぶな?なんか突っ込み処満載だぞ?と思ったけれど、本来4時間くらいあるはずのを1時間半にしているのだから当然。ちゃんと内容知っていれば違和感なく観られたはずだったのかも。うーむ。今度ちゃんと読んでみよう・・・
本音をいうと・・・すみません。知識のない自分が悪いのだけれど、いまいち・・・でした。朗読劇ってこんな感じなの?朗読劇だから演技に期待しちゃいけないけど、これなら動かない方がいいような・・・?

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歌舞伎 八月納涼歌舞伎 第二部 [舞台]

2007/8/26 歌舞伎座

一、ゆうれい貸家 : 三津五郎 福助
山本周五郎の原作。
腕はいいけれど働く気がない桶屋の弥六。女房のお兼も自分がいなければ考え直すだろうと実家に戻ってしまう。そこへ辰巳芸者の染次の幽霊が女房にしてほしいと弥六にせまる。家賃を払うためにお染が思いついた商売が、うらみを晴らしたい人のために幽霊を派遣するという幽霊貸屋。真面目な屑屋の又雑、浮気娘の千代、爺婆幽霊。はじめのうちは大繁盛の幽霊貸屋だが・・・。
派手なアクションはなかったけれど、ぽんぽんと進む弥六とお染のかけあいにもう大笑い。細かい演技にも大笑い。

二、新版 舌切り雀 : 三津五郎 勘三郎
渡辺えり子の作・演出。
鳥の世界では百年に一度、世界中の鳥たちが集まる宴の準備で大忙し。一方、人間の世界では若夫婦がせっかく助けた雀の舌を意地悪婆さんが切り落としてしまう。引き出しを開けると四季折々の風景を見ることができるという箪笥(これはなんていう昔話だっけ・・・)を通って、若夫婦は、雀の命を助けたお礼にと小さなつづらを持って帰ってくる。その話を聞いたお婆さんは、大きなつづらを手に入れるために箪笥に無理矢理入り、鳥の世界の宴に迷い込む・・・。
最初の幕が開くと宴の準備の場面から始まるが、豪華絢爛、華やかさにおおっ~!人間の世界に移り、演技と古今東西のネタを盛り込んだ会話に気を抜く暇もなく笑い続け、さらにびっくりしたのが宴の席での世界の鳥たちの踊りの披露・・・。だって、着物にチュチュつけた六羽の白鳥が、お琴の奏でるバレエ音楽に合わせて踊りながら花道から登場し、南国の鳥と思われるはちゃめちゃなダンス、さらにひげダンス?と昔なつかしいことを思い出させるペンギンたちの踊りと続く。三津五郎と勘三郎の善悪の踊りは、ものすごい速さなのにぶれることなく楽しいとぼけた雰囲気でありながらやっぱり美しい・・・ため息もんでした。ラストの場面はちょっとうるうるしてしまい・・・役者さんたちはもちろんだけれど、渡辺えり子さんってすごいんだなぁ~

どちらも古典ではないからかもしれないけれど、スピート感のある舞台運び、飽きない掛け合い、今回も寝る暇なし。
ストーリーもセリフも演技も踊りもみんなピカいちなんだもん。『感動』」でした。


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歌舞伎 八月納涼歌舞伎 第一部 [舞台]

06/08/15 歌舞伎座

一、慶安太平記 丸橋忠弥 : 橋之助
クーデターを起こそうとしている忠弥。泥酔して犬に石を投げるふりをして、江戸城の堀の深さを測る目は鋭い。しかし、舅に仔細を話してしまったがために追われる身になる。後半の立廻りが大迫力!

二、近江のお兼 : 福助
荒馬を手なづけるほどの怪力の持ち主のお兼。力自慢の後には、恋する人への文を書いたりと可憐なところも見せ、最後は長く白い布晒しで盛り上げる長唄舞踏。

三、たのきゅう : 三津五郎
新作舞踏劇。もとは落語の「田能久」。芝居一座の看板役者「たのきゅう」が、病気の母を見舞うために村へ向かう途中、山の中でおろち(染五郎)に出会う。おろちは「たのきゅう」を「たぬき」と聞き間違え、なにかにうまく化けて見せたら飲み込まずに助けてやるという・・・最初から最後まで笑いが止まない喜劇。

第二部(吉原狐 他)の方がおもしろいと聞いていたので、あまり期待せずに行ったのだけれど(近江のお兼が観られればよしということで)、太平記の大立廻りに目を見張り、お兼の指先の美しさにうっとり。そしてたのきゅうでは大笑い。ああ、おもしろかった!!特に「たのきゅう」。にっかり笑ってVサイン。たのきゅうの化けたお姫様におろちは「萌え~!」。殿様は「ばか殿」そのままだし、おろちはことあるごとに「しゃあぁぁ~~!」と鳴く。細かいところにギャグ満載。しかし、決めと踊りはしっかり押さえる。寝ちゃったらどうしよう・・・なんて心配、今回は全く必要ありませんでした。


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