SSブログ
前の10件 | -

蜜蜂と遠雷 [舞台]

190817 蜜蜂と遠雷.png

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 文庫
蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 文庫

恩田陸で小説の朗読&生演奏なんて!!うわっ!聴いてみたい!ということで、チケットをポチり、本も購入。当日朝までになんとか読了。
ピアノコンクールを題材としていて、漫画「ピアノの森」と似ているといえば似ている。私はどちらも感動しながら読めました。
クラシック音楽ってなんとなく耳してもつい聞き流してしまいがちなのだけど(そんなに知っているわけではないので)、漫画や小説の中で背景に登場人物の物語があったり、曲のイメージを具体的に表現してもらっているとぐっと身近になって聴き方も変わってくる。「ピアノの森」はアニメもあったのでなおさら。

朗読と生演奏・・・どんな世界に浸れるのかなーとかなり期待していったら・・・
前半ほとんど歌??しかもポップスっぽい?あれ??
朗読も小説での曲の描写を読み上げてくれて、そこにその曲の生演奏・・・って勝手にイメージしていたのだけれど、はじめの方はほぼ小説のあらすじがわかるような説明的な内容。本読んでない人にはあってもいいかもだけれど、ここに来てる人たちって基本的に本を読んできているよね?その辺いらなくない?
あと、朗読とピアノ重ねるの少しだったらいいけど、重なっている時間長すぎてどちらかに集中するとどちらかが邪魔になる。
朗読の内容もあれ?本と違う??という所が若干あり。「アーちゃん」「マーくん」をわざわざ変える必要あったの?というか、原作いじるとは思わなかった!!
塵役、役作りしてるんだろうなーというのはわかるけど、素朴に見えるのは苦労した先の悟りからという個人的なイメージなので、そんなに塵はバカっぽくないよ・・・?
ストーリーテラーの方、ちょっとわざとらしい言い回しだなーなんというか宝塚っぽい・・・と思ったら元宝塚の方でした。宝塚舞台にはぴったりなのだろうけど、この舞台には合わない・・・気がする・・・

回数を重ねて演出も変えてきているのか、それともそもそもコンセプトが思っていたのと違っていたのか、東京フィルやシンガー目当ての人にはいいコンサートなのかもしれません。

ソプラニスタ木村優一さんの歌とピアノコンチェルト2曲は素晴らしかったです。


「少年は目を閉じる。耳を澄ませば、こんなにも世界は音楽に満ちている。(略) 降り注ぐ光。ゆったりと蠢く雲。水平線でチラチラと揺れる三角のオレンジの群れ。なんだろう。世界に満ちている、この濃密な何か。少年は目を開き、ゆっくりと周囲を見回す。この、命の気配、命の予感。これを人は音楽と呼んできたのではなかろうか。恐らくこれこそが、音楽というものの真の姿なのではなかろうか。」

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

天守物語 [舞台]

190811 天守物語.jpg
ずっと気になっていて観たかった「少年社中」の舞台。
まず衣装が綺麗。色もデザインも独特で芸術的。舞台もものすごく熱量を持っていて気を抜く暇もなくずっと惹き付けられて・・・最後の場面で泣いた!悲しい場面とかでなくなんかグッときて!これは・・・席がもっと近かったら、もう体中にびりびりくるんではないだろうか?

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

フローズン・ビーチ [舞台]

190803 フローズンビーチ.jpg
なんとなーく面白そう・・・とポチった舞台。さらっとお洒落な感じのかなーと予習もせずにぼんやり行ってみたら・・・とんでもない!めちゃ面白かった!!
ミステリー要素でドキドキして、コメディ要素で笑って、時事ネタでおお!となって、女優4人の思い切った演技に惹き込まれての2時間ちょっと。今回は席も最前列の真ん中近く。役者の存在感や勢いがリアルに感じられて、舞台観に来た!という充実感もずっしり。大満足でした!!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

けむりの軍団 [舞台]

190727 けむりの軍団.jpg
ゲキ×シネで「骸骨城の七人」を観始めて、ずっと生で観てみたかった「劇団☆新感線」。期待を裏切らない面白さ!でした!
殺陣もダンスも笑いも格好つけるところもこれでもか!というくらいに次から次へとぶつけられてぼんやりする暇もない。そして円熟した演技は危ういところが無くて安心して観ていられる。
できれば!!1階の舞台に近い席で観たかった!!このど迫力をもっと身近で!!2階最前列も全景観るには良席なのだけど!!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

刀剣乱舞 慈伝 日々の葉よ散るらむ [舞台]

190618 刀剣乱舞.jpg
ひさびさに「そうだ舞台を観よう」と思ったきっかけが会社の子に借りたこの舞台のDVD。最初はビジュアルに「うーむ・・・」と思っていたけれど2作目くらいで慣れ、「悲伝」借りたあとはどうしても見直したくなって結局全作購入。まだ新参者で恐縮ですがチケット当たりました。神様ありがとう。

今回は本丸に「山姥切長義」がやってきてのわちゃわちゃどたばた回。殺陣シーンも少なく全体的に平和な感じ。悲伝の後なのでちょっと一息回なんだろうなあ。それでもストーリーはしっかり前に進みます。ほんわかのつもりで観ていたら、しっかり泣かせていただきました!やられた!!ありがとう!!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

黒白珠 [舞台]

190608 黒白珠.jpg
「黒」と「白」で兄弟でと言われると、カインとアベルぽいどんなどろどろとした展開になるんだろう?って気になるではないですか。ミステリー要素めちゃ期待しちゃうじゃないですか。
残念ながら、ミステリー少し入っているけどメインは人間ドラマ・・・でした~
次どうなるんだ?の「ドキドキ」感はなかったけど、ベテランと若者の安定した役者陣。ベテランの細かい演技。特に高橋恵子さんがめちゃお綺麗でうわぁー!ってなった。演技も見た目も細やかで美人。「美人」という存在感。風間杜夫さんの「普通のおじさん」感。いや年齢的におじさんなんだけど、あの普通にまるまった背中とか、あれも「演じて」るんだよね。普通すぎて凄い。きっと普段は体力もあってシャキッとしてるんだろうなあ。そうでないと連日の舞台はこなせないはず。
イケメン若者を観に行ったはずだったけど、やはりベテランの演技力にはかなわないのかな。どうしても目がそちらにいってしまう・・・兄弟の苦悩よりも父母の苦悩が印象に残ってしまっていました・・・

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

私の頭の中の消しゴム [舞台]

190607 私の頭の中の消しゴム.jpg

よかった!すごくよかった!!
村田充×神田沙也加 回。ダメ元でポチった自分よくやった!
過去のドラマ等々は見ていないけど似た内容の小説とかも読んでいるし、まあぴゅあぴゅあ純愛ものだよね・・・また泣けない自分が情けなくなるのかなーと思いつつ観に行ったのだけど・・・
うん。ストーリーも王道、ぴゅあぴゅあ純愛ものだ。確かに。
それでも!帰り道ずっとうるうる状態の変な顔のまま、ぼぉ~っとしながら帰った!
村田充さんはもともと気になる役者さんだったのだけど、神田沙也加さんは聖子ちゃんの娘という知識しかなかった・・・ごめんなさい!
お二人とももの凄く存在感のある「舞台俳優」なんだなと思い知らされました!
またこの二人の舞台、観に行きたいです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

ダークアリス [舞台]

190529 ダークアリス.png
朗読劇だし気になっていた劇団の脚本・演出家だしアリスというモチーフだし・・・これは観たい!・・・ということで抽選2回ハズレ、リセールチケットでなんとかGET!
朗読とダンスと生演奏とミステリー仕立てでぐいぐい惹き込まれました~
小宮有紗×中尾暢樹×神尾佑 回。神尾さん、いい声!そして8役!素晴らしかった!!
キャスト違いは他の回も観に行きたくなるけれど、懐淋しいので諦めます・・・

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

+Gold Fish [舞台]

190518 +GoldFish.jpg

ONLY SILVER FISH

ONLY SILVER FISH

  • 作者: 西田 大輔
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本

なんかミステリーぽくて面白そうだなーと思ってとったチケット。
続編らしい・・・あ、本になってる・・・と前舞台の分を読んでみたけど、むぅ・・・脚本初心者だからか全くイメージが沸かない。ストーリーもよくわからない・・・舞台の内容わからなかったらどうしよう??
結局はわからなくてもめちゃ楽しめました!笑えるところも盛りだくさん、そしてミステリー部分も面白くて最後の最後まで気が抜けない!

とあるミステリ小説の謎を解いて洋館に集まった男女。「オンリーシルバーフィッシュ」の本当の名前を知ると過去を振り返ることができるという。しかし知ることができるのはたった一人。そんな中、隣町で起きた殺人事件の犯人が紛れ込んでいるかもしれないとなり・・・

舞台観終わった後に脚本を読んでみる。役者さんたちってこんなに少ない文字から思いや空気を想像して演じているんだと思うとなんともいえない気持ちに。ほんとすごいな。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

マルガリータ 村木嵐 [2019K]

マルガリータ (文春文庫)

マルガリータ (文春文庫)

  • 作者: 村木 嵐
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/06/07
  • メディア: 文庫


舞台のDVDを観て「あ、これは原作読んだ方がいいやつだな」と。
少年使節団4人の帰国してからのそれぞれの人生。無宗教の私としては言い方悪いけど、純粋無垢な年頃でローマに渡り、教えられたことをそのまま疑いもなく信じているというイメージだったのだけど、殉教について、信仰について、踏み絵や棄教について、きちんと自分の言葉や意思に置き換えて考え、疑い、解釈をしているというところに心動かされた。
けれど、国を動かすものとして、領主として、妻として、信仰者として、それぞれ守るものが違いすぎてそのすれ違いから悲劇が生まれる。もっと違う方法があったのかもしれないけれど、誰も攻めることはできない。善も悪も視点によって変わってしまうもどかしいさとやりきれなさが読んでいてつらくなる物語。

「「今のこの国ではマリアではならぬ。皆、マルタにならねばならぬのだ」」

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。